車を選ぶ際、燃費の良さを条件に選ばれる方は多いのではないでしょうか？
燃費とは、燃料消費率の略で、ガソリン一ℓに対し車が何㎞走る事が出来るのかを表す基準値の事です。単位は、一般的に「㎞/ℓ」と表します。ですので、この数値が大きいほど高燃費の車で、低いと低燃費の車ということになり、燃費の良し悪しが一目で分かります。
ただ、カタログに記載されている燃費は、実燃費と異なるケースが多い為、注意が必要です。
実際の走行と、規格化されたテストパターンとの違いの差が大きい為です。また、運転中のアクセルの踏み方や、ブレーキの使い方、高速道路を走る場合が多いのか、街中を走る事が多いのかなど、人によって違いがあるからです。他にも、燃費は、タイヤの空気圧やエンジンオイルの種類、使用する燃料によっても変化します。
ガソリン価格が高騰する中、燃費のランニングコストを少しでも抑えたいですよね。
その方法として、運転の仕方を見直すことで燃費を抑える効果があります。例えば、発進時アクセルを徐々に踏み込む、アクセルはなるべく一定で走行する、赤信号では手前から早めにアクセルをオフにする、車間距離にゆとりを持つ、アイドリングストップを習慣にするなど様々な方法を実践することで燃費を抑える事が出来ます。また、車の重さによっても燃費が変動する為、定期的に不要な荷物をチェックしておろす事も簡単に出来る一つの方法です。高速道路などを走る際、燃費が抑えられる理由は、車速を一定に保ちやすいからです。渋滞に入ると、燃費の伸びは悪くなりますので、渋滞情報などもチェックする習慣をつけていくのもいいですね。あと、ETCを使うことで止まらずノンストップで行けるのでプチ燃費節約になります。そして、低燃費を意識した運転をすることで、安全性は高まります。その上、ガソリン消費を抑える事で排気ガスが減り、環境にも優しい配慮に繋がります。車選びだけではなく、普段のこういった小さな改善の積み重ねが燃費を抑えることになり、高い車の維持費を節約することになるのです。意識を少し変えて快適なカーライフを過ごしてみて下さい。
